【数字を見たあと、何を決めますか?】

こんにちは、大家さん応援隊スタッフです。
9月は、賃貸経営の数字について見てきました。

前年や前月と比べる。
満室かどうかだけでなく、実際に手元へいくら残っているかを見る。
複数の物件があれば、物件ごとに分けて見る。

ここまで確認すると、経営の状態はかなり見えやすくなります。
ただし、数字を確認して終わりではありません。

大切なのは、その数字を見て「次に何をするか」を決めることです。

今回のポイント

・数字の変化から原因を確認する
・原因が分かったら対応が必要かを考える
・「今は何もしない」ことも一つの判断になる

 

■数字が変わったら、まず原因を見る

例えば、前年より手残りが30万円減っていたとします。

ここで「今年は利益が減った」で終わらせないことが大切です。

・給湯器を交換したからなのか
・空室期間が長かったのか
・毎月の支出が増えたのか

原因によって、次にすることは変わります。

予定していた設備交換なら、一時的な支出として考えられます。

空室期間が長くなっているなら、募集状況や条件を確認する必要があります。

毎月の支出が増えているなら、その内容を一度確認してみる。

数字の変化 → 原因 → 次の対応

この順番で考えると判断しやすくなります。

 

■数字が悪くても、すぐ動くとは限らない

ここでもう一つ大切なことがあります。

前年より数字が悪くなったからといって、必ず何かを変えなければならないわけではありません。

例えば、大規模な修繕を行った年なら、手残りが減るのは当然です。

退去が重なった場合でも、現在の問い合わせや内見状況によっては、募集条件をすぐ変更せず、もう少し様子を見るという選択もあります。

原因を確認したうえで、

「今は何もしない」

と決めることもできます。

これは、何となく様子を見ることとは違います。

理由を持って待つことも、賃貸経営では一つの判断です。

 

■数字は「次の行動」を決める材料

以前の記事でも、数字は見るだけではなく、判断に使うことが大切だとお伝えしました。

9月は、そこからもう一歩進めてきました。

比べる。
手残りを見る。
物件ごとに分ける。

そして最後に、

「だから、どうするのか」

を考える。

家賃や募集条件を変えるのか。

修繕するのか。

今後の支出に備えて資金を残すのか。

それとも、今は何も変えずに様子を見るのか。

数字を見る目的は、細かな分析ができるようになることではありません。

次の一手を、自分なりの理由を持って決めるためです。

 

■今日のひと言

数字を見て終わりにしない。
「だから、どうする?」まで考えて、数字は判断材料になります。