今の賃貸経営、説明できますか?

こんにちは、大家さん応援隊スタッフです。
このブログでは、賃貸経営を「勢い」や「感覚」で進めるのではなく、
数字と判断軸を整えることで、迷わず続けられる状態をつくることをテーマにご紹介しています。
今回はその中でも、
「現状整理」という、少し地味ですがとても重要なテーマです。
それでは本題に入っていきましょう。
突然ですが、
今のご自身の賃貸経営について、
誰かに説明するとしたら、何と言いますか。
「特に問題はありません」
「何とか回っています」
「大きな不満はないです」
こうした言葉が浮かぶ場合、
状態が悪いというよりも、
まだ整理されていない可能性があります。
説明できないこと自体は、決して悪いことではありません。
多くの場合、
立ち止まって考える時間を取れていないだけです。
賃貸経営では、
家賃収入、空室、修繕、管理対応など、
常に複数の要素が同時に動いています。
その中で、
日々の対応に追われながら、
「今はどんな状態なのか」を
言葉にする機会は、意外と少ないものです。
しかし、
説明できるかどうかは、
迷わない経営において非常に大切なポイントです。
説明できる状態とは、
良い・悪いを評価している状態ではありません。
・どこが安定しているか
・どこが不安定か
・何が気になっているか
これを、自分なりに把握できている状態です。
相談の現場でよくあるのが、
「不安なんです」と言いながら、
その正体が明確に言葉になっていないケースです。
この状態では、
どうしても判断が感情寄りになりがちです。
空室が出たから、すぐに動く。
修繕が続いたから、心配になる。
周りの話を聞いて、つい焦ってしまう。
一方で、
現状を説明できている人は違います。
「今は収支は安定している」
「一時的に出費が重なっているだけ」
「ここは様子を見る段階」
そうやって、
落ち着いて判断できるようになっています。
現状を説明するために、
立派な資料は必要ありません。
細かい数字を並べる必要もありません。
まずは、次の3つを
自分に問いかけてみてください。
・今の賃貸経営で、安心している点はどこか
・引っかかっている点はどこか
・それは数字で見えるものか
これだけでも、
頭の中はかなり整理されます。
説明できるようになると、
「今は何をしなくていいか」
も見えてきます。
実はこれが、
迷わない賃貸経営において、とても大切な視点です。
本日の一言
説明できない経営は、判断も人任せになりやすい。
2026年は、
動く前に考える年です。
考える前に、まず整える年です。
今の状態を説明できるようになるだけで、
判断のスピードも、気持ちの余裕も変わってきます。
次回は、
現状が見えたあと、何を基準に整えていくのか
「判断軸」の話に進んでいきます。
焦らなくて大丈夫です。
一つずつ整理していけば、
賃貸経営は自然と迷わなくなります。