1月まとめ:数字と現状整理で「迷わない状態」をつくる

こんにちは、大家さん応援隊スタッフです。
1月は「数字」と「現状整理」をテーマに、
年始の “勢い” ではなく「整った一歩」から始める、
という話を紹介してきました。
賃貸経営は、動けば前に進むように見えて、
実は「判断が整っている人ほど、ムダに動かない」という側面があります。
動かないのではなく、動く必要がない状態をつくっている。
ここが大きいんですね。
今月の結論を先に言うと、ポイントは3つです。
- 数字は「把握」で終わらせず「判断」に使うこと。
- 現状は「良い・悪い」を決める前に「説明できる」状態にすること。
- そして、説明できるようになると「やらなくていいこと」が見えて、迷いが減ること。
よくあるのが、「数字は見ています」と言いながら、次に何を決めればいいかが曖昧な状態です。
家賃収入や支出は分かっているのに、修繕が続くと不安になり、空室が出ると焦って手を打ちたくなる。
これは能力の問題ではなく、判断に必要な材料が整理されていないだけ、というケースが多いです。
そこで1月は、難しい分析をする前に「説明できる状態」を目標にしました。
説明できるとは、立派な資料を作ることではありません。
自分の言葉で、今の状態を短く言えることです。
たとえば「収支は安定しているが、修繕が続きそうで気になっている」と言えるなら、もう整理は始まっています。
では、ここで軽くセルフチェックです。
「Yes」が増えるほど、判断がブレにくくなります。
- いまの賃貸経営を一言で説明できるか。
- 不安の正体を言葉にできるか。
- それは数字で確認できるか。
- 想定外の出費があっても耐えられる目安があるか。
- 「今月は動かない」と決められるポイントがあるか。
もし「No」が多くても大丈夫です。
1月のテーマは、まさにそこを整えることでした。
最後に、今月「やらなくていいこと」を2つだけ。
数字を全部追いかけること。
全部を追うほど迷いが増えるなら、順番が逆です。
判断に必要な数字は案外少ない。
そして、周囲の成功談に合わせてすぐ動くこと。
「やった方がいい」より先に「いまの自分に必要か」を整えてからで十分です。
次の一手はシンプルに、10分で終わります。
物件ごとにスマホメモで構いません。
「安心している点」
「引っかかっている点」
「それは数字で確認できるか」
この3行だけ書いてみてください。
頭の中の霧が薄くなって、
「今やること」と「今はやらないこと」が分かれてきます。
今日の結論(ここだけ押さえればOK)
- 迷いを減らすには、まず現状を言語化する
- 言語化できれば、数字が判断材料になる
- 判断できれば、余計な行動が減って経営が楽になる
来月は、空室・修繕・管理など、判断が揺れやすい場面でどう整えれば迷わなくなるかを扱います。
見えるようになったら、次は整える。
焦らず順番どおりに進めていきましょう。